経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門



経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門
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「経営学入門」入門だと思う。
「経営・組織・マネジメント・戦略とは,結局何ぞや?」という事を,
非常に分かりやすく説明してくれている。

概念や考え方を大事にしているため,
「具体的には何をすればいいのか」は一切書かれていないが,
最初から最後まで,著者の同じスタンスが貫かれているし,
「この部分をもっと知りたかったら,この本を読んでください」
と本の紹介もされているため,読み手としても納得感がある。

ところどころ「学者さんの綺麗言」と思ってしまうような部分もあったが,
それはそれで「理想(100点満点)の状態を知る」ために必要だと割り切って読んだ。

「経営学入門」みたいな本を読む前に読むべき本。
そういった意味では,コンピュータ書で言うと
「コンピュータはなぜ動くのか」
のポジションに近いと思う。

3つの視点に納得
一般的に経営資源は、人、物、金、情報と言われています。
個人的には、時間も資源に入るなあと思うようになってきました。
この本では、経営を見る視点として、「金」「情報」「感情」をあげています。
この視点をあげられたことに、なるほどと納得させられました。これが一番印象に残ったところです。
企業は人なりと言われる、その「人」ですが、いかにきちんと論理だてた理論をしゃべっていても、理論で人は動いていないものですね。
人間は感情で動いているのでしょう。正論であっても、嫌なことを嫌々やるのはなかなかできないでしょう。やはり、良いと思うことを気持ち良くやりたいものです。
だから「感情的になるな」とかなどと言われることはありますが、これはしようがないことなのでしょう。
また、この3視点は、トレードオフになることもあるので、いかにバランスを見るか。
これが肝心なのだなと思えます。これは企業経営ばかりではなく、組織運営にも使える捉え方だと思います。



わかりやすい本です!
非常にわかりやすい、とてもいい本だと思います!
いわゆる「経営学入門」のような本は、どうも文体が固くて、抽象的でわかりにくい印象があったのですが、この本は文章も平易で、書いてあることがわかりやすいと感じました。
普段、仕事をしていて「俺は何のためにこんな仕事をやってるんだ?」と思ったならば、この本を手に取って、ぱらぱらと読んでみると、気がつくことがいろいろあると思います。
とてもおススメできる本です!

伊丹センセイから若手マネージャーへの指南書
ご存知、伊丹センセイが、中堅マネージャーとその予備軍をターゲットに、経営センスを磨くための視点を提供するために書いた指南書。
序盤の「会社とは何か」「利益とは何か」といった普遍的なテーマから、後半はリーダシップ、マネジメント、経営戦略といった実践的な内容に至るまで、「経営者の視点」を網羅的に解説しています。それでも、大きく6部、更に21章に分けた構成によって論点がすっきりと整理されていて大変読みやすくなっています。
個人的に深く共感できたのは、第2部と第3部。第2部では、「会社は誰のものか」の問いに対して極めて明快な(というよりも私の考えを適切に表現してくれた)解説があり、頭のなかがすっきりしました。また、第3部のリーダーシップの項では、日ごろ部下を持つ人にとっては非常にためになる言葉がふんだんに盛り込まれていて、日々の仕事や部下に向き合う時の心構えを再確認できました。
そのほか、伊丹センセイがこれまで提唱してきた「日本型コーポレートカバナンス」や「場のマネジメント」などおなじみの内容もちりばめられています。
本書が伊丹センセイの著作で初めての人で、内容に少しでも共感するのであれば、是非、センセイの他の著作(「経営戦略の論理」など)も読まれることをお勧めします。

難しいことをわかりやすく解説
「経営とは何か」という、説明の仕方によってはいくらでも難しくできる内容について、極めてわかりやすく解説されています。
全体的にとても満足のいく内容でしたが、個人的にはとくに前半部分(第1部?第3部)が秀逸だと思います。
人はなぜ働くのか、企業とは何か、リーダーの条件など、これだけ端的にわかりやすく納得のできる説明は見たことがありません。

なぜこれだけわかりやすくできるのかというと、伊丹さん(著者)が経営の本質を見極めているからだと思います。
この本はマネージャーやリーダーになることを目指している人たちのために書いた本のようですが、経営層にも十分通用するのではないでしょうか。
経営の本質を見極めて書いているという点からすれば、むしろ経営層にこそ読んでほしい気もします。
逆に、(繰り返しになりますが)とてもわかりやすく書かれているので、著者の主張どおりリーダーを目出す人はもちろん、新入社員研修なんかでも使える本だという気もします。
しかも、大企業はもちろん、ベンチャーも含めた中小零細企業にも通用する内容と思います。

新入社員から経営層まで、しかも、中小零細から大企業まで・・・。
本質を見極めているからこそ、ビジネスマン全員に通用する本になっているのだと思います。

本当にオススメです。




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