モン・サン・ミッシェルとギデオン
主人公が骨人類学者っていうのがちょっと変わってるけど、(いい意味で)基本を押さえたオーソドックスな推理小説。
主人公のギデオン・オリヴァーが、ナイスガイで白骨からいろいろと性別、人種、体格、殺害方法といろいろな事を次々と導き出してくるのが楽しいです。
また奥さんのジュリーがあきれるほど、ギデオン教授は事件を引き寄せる性質を持っています。いやー推理小説の探偵役にはかかせない資質ですね。
ジュリーや、ジョン・ロウなど、ギデオンの周りの登場人物が明るく好人物であるところも本シリーズの魅力。
友人たちとテンポ良く進む会話と、事件の展開が飽きさせません。
このシリーズは元々好きだけど、特に今回は今年の春に旅行に行ったフランスのモンサンミッシェルや、サンマロも主要な舞台の一つとして出てきて個人的に感慨深いものがありました。
背景の描写もグッドだと思います。
今回の"骨"には、第二次世界大戦の時のナチスがらみの骨も出てくるけど、そんなに話の展開はナチ臭がきつい!ってこともなく素直にミステリーとして読めました。
探偵が魅力的
国内で翻訳されているスケルトン探偵シリーズにおいて、1作目にあたる作品(未翻訳のものが1冊ある)。名探偵役のギデオン・オリバーと彼を取り巻く友人たちがとても魅力的で、この作品を読んで以降、手に入る全ての作品を一気に読んでしまいました。専門的なことは分かりませんが、骨から状況を割り出すというのは、現代の探偵に許された数少ない分野かも知れないと思わせるほど、探偵役に説得力があります。ギデオンの学者的なところや答えの導き方は、森博嗣S&Mシリーズの犀川先生に少し似ているかも。読んでいると、つい思い出してしまいます。 北フランスの景勝地を舞台にした観光ガイド的な側面もあること、出てくるフランス料理が美味しそうなことも、ポイントが高いです。旅行好きにはたまりません。
名探偵の条件
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骨から出た真実(まこと)
司法人類学者ギデオンの推理が冴えるこの作品。 物語はレジスタンスの英雄がモン・サン・ミシェルに埋もれるところで始まる。 ストーリーがしっかりしていて、意外な作品は星の数ほどあるが、ジョークやユーモア、ウィットに富むという点ではアーロン・エルキンズは群を抜いている作家であると、私は自信を持って言える。 この本を読んだら運の尽き。迷わずに同シリーズはもちろんのこと、クリス・ノーグレン・シリーズも買わざるを得ないハメになること間違いなし!!
骨から出た真実(まこと)
司法人類学者ギデオンの推理が冴えるこの作品。 物語はレジスタンスの英雄がモン・サン・ミシェルに埋もれるところで始まる。 ストーリーがしっかりしていて、意外な作品は星の数ほどあるが、ジョークやユーモア、ウィットに富むという点ではアーロン・エルキンズは群を抜いている作家であると、私は自信を持って言える。 この本を読んだら運の尽き。迷わずに同シリーズはもちろんのこと、クリス・ノーグレンシリーズも買わざるを得ないはめになるであろう。
ミステリアス・プレス
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