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わかりやすい業界本

住宅メーカーがゼネコンや不動産とどこが違うのかといった初歩的なことから、各社の工法や販売体制の違いといった比較、産業として確立した歴史、現在求められているニーズといったところまで詳しく解説されている。

戦後から続いた企業主体の家作りは終わりを迎え、これからはユーザー中心の家作りが求められる。それだけに各社の競争が激しくなることが予想されるが、住宅は他の業界と違って大手が独走することの難しい特殊性がある。本書が大手のみならず中小企業についても分析しているのはそれを示している。

展示場などで実際にモデルハウスを見学すると、たくさん家がありすぎてどれが良いか判断に苦しむと思われる。結果、最初に足を運んだ家の担当者から聞いた説明が固定観念となり、次に向かった家の説明に物足りなさを感じてしまうケースが少なくない。それに対して本書は各社の利点を公平に比較しているため、自分の求めているものがどれかを的確に把握することができる。

一つ苦言を呈せば、本書は住宅の仕事の美点を強調している向きがあり、住宅の仕事の厳しさについては言及されていない。しかし、豊富な図やグラフが用意されており、また、平易な文章で書かれているため、非常にわかりやすい業界本であると言える。
わかりやすくまとまっています

住宅業界のつながり、ハウスメーカーとホームビルダーの違い等、知っているようで知らなかったことが初めて理解できた気がします。
各ハウスメーカー、設備業者のプロフィールやアピールポイントもわかるので、これから家を建てたいと思う人、住宅関係の仕事をしている人にもお勧めです。私はインテリアコーディネーターの試験勉強のために参考に買ったのですが、試験に関係なく、読んでよかったとおもいます。



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